スッタニパータについて

SUTTANIPATA

数多い仏教書のうちで最も古い聖典。

後世の仏典に見られる煩瑣(はんさ)な教理は少しもなく、

人間として正しく生きる道が対話の中で具体的に語られる。

 

自分から見た合掌の絵

合掌はブッダのすがた

 

かの尊き師、尊き人、覚った人に礼したてまつる。

尊き師――bhagavat.仏の異名の一つで、漢訳では「世尊」と訳す。
「幸ある人」の意で解されるが反対説もある。
その語源に関しては註のうち種々に解釈されている。
bhagayava bhaggava yutto bhagehi ca vibhattava
bhattava vantagamano bhavesu, Bhagava tato ti(Pj.p.444)

〈 中村元訳 ブッダのことば スッタニパータ より 〉

 

 

650 生まれによって(バラモン)となるのではない。生まれによって(バラモンならざる者)となるのでもない。行為によって(バラモン)なのである。行為によって(バラモンならざる者)なのである。

 

651 行為によって農夫となるのである。行為によって職人となるのである。行為によって商人となるのである。行為によって傭人となるのである。

 

652 行為によって盗賊ともなり、行為によって武士ともなるのである。行為によって司祭者ともなり、行為によって王ともなる。

 

653 賢者はこのようにこの行為を、あるがままに見る。かれらは縁起を見る者であり、行為(業)とその報いとを熟知している。

スッタニパータ 650~653

〈中村元著 「ブッダの言葉」より〉


ブッダの生涯は、人間の生がもつ根源的な矛盾にめざめ、真理のことわり(法)をさとられて、当時のアーリア社会のなかで新しい慈悲の教えを説き、人間の心を耕すことにささげられました。そうした人間ゴータマ・ブッダの思想を原始仏典のなかから探っていきたいと思います。

中村元先生は、その著書「ブッダ伝」の冒頭でこう述べられています。

ここで引用させていただいている中村先生の動画をごらんください。

最古層の仏典から、仏教の本質を探ることで

ブッダの生の声にふれることができる。

このホームページのテーマは「ブッダの声」です。

あなたにブッダの声が聞こえることを祈ります。

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