大慈観音堂建立勧進
このたび大慈観音堂を建立するとの発願に当り一言お伝え申し上げます。
私共
もとより浅学非才の身でありますが、法縁により三宝に帰依して以来、最愛の人を亡くした悲しみは、私共のみに非ずと念じ、それらの悲しみを抱きしめつつ、これを乗り越え力強く生きていくことこそ、亡き人の最も望まれることであり、残された者の生きる価値であると存じております。
観世音菩薩、観自在菩薩は、大乗の教えの真髄であり慈悲そのものの象徴であります。仏教は畢竟、智慧と慈悲の教えであります。合掌が両手を合わせるように、この慈悲と智慧を合わせた行いが、すなわち仏道であると教えられております。人それぞれに修行の方法は相異なりますが、大いなる慈しみを離れた教えは一つもございません。つきましては、この大慈大悲の大願を具現すべく「大慈観音堂」を建立することをここに発願した次第でございます。
以上勧進如件
平成二十九年六月二十六日
大慈観世音菩薩 講中
発願人 沙門 山田 正道 合掌
同 沙門 竹本 慈貫 合掌
善男善女 各位
お知らせ
平成29年7月6日
▶大慈観音堂の建設予定地が決定しました。
所在地番 滋賀県高島市マキノ町下365番5
平成29年7月7日
▶第一回建設委員会を開催しました。
平成29年7月28日
▶本寺となる敦賀市幸松寺師匠高崎秀一老師が現地を視察されました。
平成29年8月5日
▶第二回建設委員会を開催しました。
平成29年8月17日
▶起工式(地鎮祭)を行いました。

平成29年10月(日付未定)
▶大慈観音堂の上棟式を予定しております。
平成30年5月落慶法要を営むことを目指しております。