スッタニパータ45

第一 蛇の章

<3、犀の角>

45 もしも汝が、<賢明で協同し行儀正しい明敏な同伴者>を得たならば、あらゆる危難にうち勝ち、こころ喜び、気をおちつかせて、かれとともに歩め。

〈中村 元「ブッダのことば スッタニパータ」より〉


自分から見た合掌の絵
合掌はブッダのすがた
「協同し(saddhimcara)というから、ここでは高い目的のために協力することは称賛されているのである。ここに仏教の集い(samgha)の成立する思想的根拠が認められる」と註にあります。やっとサンガが出てまいりました。条件に適う同伴者と共に歩めと申されているのであります。しかも「もしも汝が」とありますから大変に得がたき者であることを物語っておられます。たとえばブッダの一番弟子であったシャーリプトラ(舎利子)とその友が例として挙げられると思います。志を同じくするものは真に誠に得難いのです。

 

正道

正道 について

禅僧。 福井県敦賀市出身。 滋賀県高島市マキノ町に「大慈観音堂」建立中です。 猫好き、音好き、話好き。 モットーは「正月道路」人生は旅修行。

スッタニパータ45」への3件のフィードバック

  1. この詩句によってマイクロサンガの発足が承認されたようなものです。
    それほど重要なブッダの言葉であり声です。

    志を同じくする者どうしが、互いに切磋琢磨し…などとクドクド申し上げませんが、どうかよろしくお願いいたします。

    昨日は奥様のご命日だったので、ぜひお会いしたかったのです。
    久しぶりの外食でおいしかった。
    またイコな。

    あたたかい 午後の陽射しに くるい咲き

  2. サンガが出て来て正直ホッとしてます。なんでやろ。
    組んず解れつ、あ、違う違う、これはいやらしい。付かず離れず・・こんなことも浮かんできます。
    妻の命日、薄れるどころかますます感じます。ただ増幅 美化しないよう、あるがままに。
    ま、こっちは老けるけどお前は老けんもんな、シワの一本も書いたろか。ん?アホ言うとらんと早よ掃除せーってか?
    ひとり、いやふたりごとでした。

  3. このたび、ドーキンスの「利己的な遺伝子」と最古の仏典「スッタニパータ」を基礎として、「愛とは何か 悟りとは何か」というタイトルの本をアマゾンから電子出版致しました。電子出版のため、誠に恐縮ですが拙著を謹呈することができず、誠に申し訳ありません。大変お忙しいこととは存じますが、ついでの折にでも、アマゾンで、拙著の内容紹介と目次等をご笑覧下さいますれば幸甚に存じます。
     ドーキンスの「利己的な遺伝子」から「愛の原型は子育てにおける親の利他的行動」、また「スッタニパータ」からゴータマ・ブッダの反生物的、反社会的な悟りをそのまま素直に受け取り、これこそ、死期を悟った人が、心安らかな死を迎えるためには最適の人生哲学、との認識に至りました。付録として、スッタニパータ全5章、72経の概要をつけております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA