日別アーカイブ: 2017年8月29日

スッタニパータ630

630 敵意ある者どもの間にあって敵意なく、暴力を用いる者どもの間にあって心おだやかに、執著する者どの間にあって執著しない人、──かれをわたくしは〈バラモン〉と呼ぶ。

中村 元「ブッダのことば スッタニパータ」より


自分から見た合掌の絵
合掌はブッダのすがた
『ダンマパダ』第四〇六詩に同じ。
 
執着する者ども――sādāna.パーリ文註解によると、〈精神と肉体〉(五蘊)について「われ」とか「わがもの」とかいって執著することである(ādāna=gahanaa,Comm)。

 
以上註記より引用した。

私たち一般人は、とかく相手の言動に合わせて迎合的になりがちです。仲間意識と言うか嫌われたくない一心からか、朱に交わって赤くなるのが普通です。誰かの悪口を聞けば同調して(云わなくてもいい)悪口や陰口を言いがちです。どのような人々の中にあっても、決して自己を見失わず、ただ仏法のみを見てまいりましょう。観音様は仏法の象徴であります。観音様を基準に生きていく、真理を黙って実行する、それが仏道であると心から信じています。今日の言葉をくりかえし胸に刻んで参りたいと存じます。